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100年のあゆみ

社会福祉法人洗心会のあゆみ          

社会福祉法人洗心会は1924年の設立です。
皆様のおかげで百年を迎えることとなりました。ありがとうございます。
この百年間の歩みをご覧下さい。

創立者 矢野嶺雄(矢野甘泉)
宇佐市光明寺26世僧侶でした。菊池寛の「恩讐の彼方に」の舞台となった大分県耶馬渓町の青の洞門を一人の禅僧である禅海が30年の月日をかけて掘り抜いた話に感銘を受けました。自分も世のため人のために尽くそうと決め 別府において養老事業別府養老院を始めたのが社会福祉法人洗心会の始まりです。
当時は福祉に関する法律が未整備で、ボランティアとしての活動でした。
                   理事長 矢野昌弘
大正14年
恵まれない高齢者に救いの手をとこの事業を始めました。ボランティア事業でした。

           現在の耶馬渓  青の洞門
発心
耶馬渓の青の洞門30年の歳月をかけ難行苦行の末に掘り抜いた禅海和尚の話。菊池寛の「恩讐の彼方に」になっております。

創設者矢野嶺雄はその禅海和尚が使ったノミと槌を握ったとき「禅海の一徹心が何かを語りかけてきたと感じた」と申しておりました。

よし「自分も世の為人のためになる事を」と決心し養老事業を始めました。

初代理事長の創立趣意書
この事業を始めるに当って強い情熱と使命感を感じられる趣意書です。
法律の裏付けも何にもない時代に赤心の志をもって始めたことがわかります。
 当時の法律は明治7年施行の恤救規則がありました。
これは70歳以上の生活困窮老人で病気または老衰でかつ身寄のない方に少々の米を支給するというものでした。
昭和7年救護法が施行され 救護法による施設認可
昭和21年生活保護法が施行され 生活保護法による施設認可
昭和38年老人福祉法が施行され  昭和39年養護老人ホーム施設認可
以上のように既存の施設に後から法律が出来た関係で各々の法による認可をされてきました。
耶馬渓
羅漢寺の禅海堂

 矢野甘泉書
宇佐市光明寺蔵
前理事長 矢野嶺雄は宇佐市光明寺第26世の住職でした。
また書家でもありました。当時の書が残っておりました。
石垣原古戦場跡
荘園七ツ石温泉古戦場公園 昭和40年に私設で建設しました。

碑文に以下のように刻まれています 石垣原の戦い(慶長5年1600年関ケ原の戦いより1か月前)大友と黒田との戦いに敗れて自刀した大友義統 辞世
「あすは誰が草の屍や照らすらむ石垣原の今日の月影」

同じく甘泉作 その忠魂に想いを寄せて
昭和六年 『石垣原懐古』
 「憶見当年古戦場
  海涛噛岸洗愁腸
  忠魂一去今何在
  満野秋風惹恨長 」
の詩が刻まれています。

宗教家の矢野嶺雄にとって養老事業のかたわら 戦士の慰霊、供養の想いがありました。
「慈善興業」
当時は国の福祉施策が無く園の運営費がありませんでした。
別府市初代市長 神沢又一郎様のお力添えで興業を行ってその収益を別府養老院の運営費として寄付をされました。 
 また、一人で網代傘をもって托鉢する嶺雄の姿を知り 神沢夫人キワ様が「養老婦人会」を結成し、ボランティア活動の第一線に立って下さいました。
市内富士見町にて
大正14年(1924年)に高齢者の施設「別府養老院」を設立しました。大分県内最初の施設でした。
消毒釜
当時はシラミが流行し入居者の衣服をこれで消毒しました。
別府養老院
昭和33年の入居者一同の写真です。
別府老人ホーム
昭和49年の入居者一同の写真です。
長寿日本一
別府老人ホームに入居していた   吉国マツ さん
昭和53年より2年間長寿日本一でした。
昭和38年に老人福祉法が施行され翌年にこの地 鶴見町に移転新築した。
「別府老人ホーム」定員50名
平成8年現在のシルバーホームはるかぜに建替えました。
昭和55年

特養「長生園」 定員50名 
現在の地域密着型ナーシングホームはるかぜセンター館  
ケアセンターはるかぜ全体(鶴見拠点)

養護老人ホーム シルバーホームはるかぜ
特別養護老人ホーム ナーシングホームはるかぜ
特別養護老人ホーム 地域密着型ナーシングホームはるかぜ
短期入所生活介護はるかぜ
介護保険サービスセンター
地域交流ホーム
コミュニティつるみ
子供食堂 はるかぜ教室 すみれ学級 協賛
         すみれ学級
        デイサービスセンター庵
平成19年(石垣拠点)

「デイサービスセンターはるかぜ庵」
定員20名 落ち着いた木造で高齢者の癒しの場を目指しています。
平成21年
特別養護老人ホーム
「ナーシングホームはるかぜ ユニット館 50室」
定員50名 落ち着ける木造構造となっており 日本で最初の木造3階建て特養として高校の理科の教科書にも載りました。
高齢者の居心地の良い場所としての特養を目指しています。
日経ヘルスケア誌。ナーシングホームはるかぜユニット館の現理事長の記事です。日本で最初の木造3階建ての特別養護老人ホームとして、耐火構造、断熱構造、耐震構造などの施設に必要な建物構造の検討と同時に住まいとしての木造のやさしさを目差して建設致しました。
業界誌に載りました。
木造特養での実際という視点から職員へのインタビュー記事です。
社会福祉法人洗心会のスタッフの皆様です。
「利他の心」をもって日夜高齢者の処遇に勤しんでいます。
平成24年(石垣拠点)
サービス付高齢者住宅
「ケアコートはるかぜ30室」
高質な居住空間と低廉な利用料。
自由な介護保険サービス利用を特徴としています。
令和元年(山の手拠点)
「山の手地域包括支援センター」
山の手町に設置いたしました別府市の委託事業
令和4年10月
コミュニティつるみ開所
地域の方々に施設の一部を開放し卓球場としてご利用頂いています。
優良施設表彰
昭和54年4月  別府市長
平成20年10月 全国社会福祉協議会長
平成20年11月 大分県社会福祉協議会長
平成22年10月 大分県知事

令和4年4月
社宅「メゾンはるかぜ」 8戸
はるかぜ卓球部
職員の卓球部活躍中
平成13年より色々な大会に出場。なかでも全国医療メディカル大分では 20年連続して優勝を飾りました。
社会福祉法人洗心会
別府高齢者総合ケアセンター
はるかぜ
〒874-0833 大分県別府市鶴見8組-5
Tel.0977-26-1165
Fax.0977-22-6202
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